2009年9月9日水曜日

研修会にて

小林毅夫先生(前上越市教育長)の講演を聞く。

テーマが「鼻の穴のふくらみに、また明日の実践を夢みる」。

なんじゃそりゃ?

話を聞いていて、なるほど~と思った。

子どもは、物事に意欲的になる時、鼻の穴がふくらむのだという。
そんなこと気付かなかった。
小林先生は、子どもの鼻の穴がふくらむかどうかが、実践の手応えの基準だったのだ。
こういう具体的でミクロでプロらしい視点、大好きである。

話を聞いて思い出した。
確か向山洋一先生は、「子どもは発言したい時、かすかに小指が動く」と書いていた。
これも、気付けたことはない。
プロは、眼力が違う。

音楽教育における「鼻の穴がふくらむ状態」はどういうものだろうか。
松下耕先生が、「いろいろ国際コンクールに出場して気付いたことは、どの国でも世界のトップクラスの合唱団は口がよく開いているということ」とおっしゃていた。
合唱の授業で、自然に口がよく開いて、体を揺らして歌っている生徒、これが理想だ。
(もちろん、なかなか難しいことだが)
では、鑑賞の授業ではどうだろうか。
「先生、もう1回聴こう」って声が上がることかなぁ…もっとずっしりと手応えのあるイメージを、想像できない…こういう時、自分はまだまだダメだなぁと思う。

小林先生は、あえて、テーマに主語を設定しなかった。
「教師が子どもの鼻の穴を」とも言えるし、「管理職が教師の」とも言えるし「旦那が奥さんの」とも言える…なるほど~

とりあえず、論文書きながらでも「先生。もう1回聴こう」という生徒の声を聞こうとするつもりでいたいものだ。

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