2009年9月16日水曜日

自分をくぐらせる

齋藤孝著『「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術』を読んだ。
(「読む・書く・話す」ってPISA型を意識しているのかなぁ)

その中で「自分をくぐらせる」というフレーズが印象に残った。

「自分をくぐらせるとは、自分の暗黙知にいったん深く浸すような感覚をいう。暗黙知とは(中略)自分だけの世界といえる。「これ!」という情報に出会ったならば、その情報を一度、自分の世界に浸すようなイメージ。(中略)ぜひ、“くぐらせる”感覚をつかんでほしい。情報に出会ったとき、一度、自分をくぐらせておくと、その情報が自分のものになった、という感覚が生まれやすくなる。」

昨日、「内なる音をどう聴くか」という問題意識をしたばかりなので…。

つまり、鑑賞の授業で、生徒が「自分の世界」に聴いた音楽をくぐらせ、その結果生徒の「自分の世界」がどのように変容したかを知る。「自分の世界」をくぐらせた結果、どのように情報を処理したか(つまり批評)を知る。
また、生徒が「自分の世界」について自ら意識して鑑賞できるようにする。
それが、生徒の「内なる音」をどう聴くか、のヒントになるのだと思う。

もちろん、今までも、生徒自身に自分をくぐらせるよう聴いてほしいと何となく願って授業していたように思う。(ただ、その手立てはあまりにも脆弱なものだった)
どう具体的な手立てを講じるか、をこれから考えていきたい。

さて。自分はちゃんと情報を自分にくぐらせているかなぁ。それを「ワザ化」しているかなぁ。
本に触発されて、昨日買ってすぐ読んで、すぐくぐらせてアウトプットしたつもりなんだけど(笑)

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