2010年1月21日木曜日

口頭試問

審査の後、主査を含めた3人の先生方からの質問に答える形で行なわれた。

主査(指導教官)の先生からは、今後どのようにこの研究を生かしていくか、という方向の質問が多かった。ここのブログで吐き出していることが役に立った(笑)

・夏の実践と冬の実践の違いを聞かれた。
 確かに、論文に書いていない部分。でも、この2つの実践が僕の研究の中で非常に大きな出来事になった。

・「評価」について
 論文の中で「評価」という言葉がいろいろな意味で使われていることを指摘される。確かにその通り。その辺は整理し切れていない。これは重要な課題だ。

・合唱とのかかわり
 僕の合唱活動が目立つようなので、今回の研究と合唱活動とのかかわりについて質問されたのは正直自分の中で笑えた。
 ただ、合唱にも大きな影響を与えたのは間違いない。いろいろな面で効果があったと思うが、特に2つ。
 ○「指導のプロセス」に対する認識を改めることができた
 ○楽曲の構造面について以前より考えるようになった
 ただ、これをうまく説明できなかったのが残念。

ある先生から、論文にたくさん付箋をつけていただいたのだが、「いいところには○、とってもいいところには☆を書いている」とおっしゃった。
いくつになっても「評価」はうれしいものである。わくわくして論文を読み返していたのだが…○と☆は1つずつしかなった…それ以外は疑問点…そんなに甘くないか。
ただ、嬉しかったのは、「主体的な鑑賞の能力」の定義に○、<対話型音楽鑑賞授業モデル>のページに☆が付いていたこと。これは僕の研究の肝なので、ホッとした。

一応、論文審査はOKらしい。
来月22日に論文発表会があり、そこで締めくくられる。
そこまでに論文を修正し、製本する。

2010年1月18日月曜日

論文の先

僕はこの10年、「生涯歌い続ける生徒(人材)の育成」を目指して実践してきた。
たいした成果は上がっていないが、もし、卒業後も歌いたいという人がいたらと思い、プライベートでも合唱活動をして、その受け皿になれれば、と今までやってきた。

今後10年は、それに加え、「生涯音楽鑑賞を楽しむ生徒(人材)の育成」を目指していくことになるだろう(それは、生徒に批評力や芸術力を身に付けることになるだろう)。
…ということは、僕らしくやるのであれば、プライベートでも音楽鑑賞を楽しむ場をつくって、受け皿になる必要がある。
でもそれって、一体どういう活動?
音楽鑑賞サークル? なんか、イメージわかないなぁ。
でも、学校で身につけた力を、生涯学習的にも生かせたら、それは楽しいだろうなぁ。

批評力を高める授業や題材をつくることができ、社会でもその力を生かす場をつくることができるように、というのが論文を基盤として先に見つめる目標になりそうだ。

2010年1月14日木曜日

修士論文を振り返る

論文は当初から3章構成の予定で、12月中旬までそのつもりだった。

第1章が、理論研究で、「主体的な鑑賞の能力」とは何かを文献調査から探る。
第2章が、事例研究で、「批評力を高める授業の手立て」とは何かを探る。
第3章で、実践検証研究として、「対話型音楽鑑賞授業」の授業モデルを、実際の授業を通して提案。

これで終わる予定だった。
ところが、『教育音楽 中・高版』最新号を読んで気が変わった。
特集は、「運命・第九」。そこに、地元の著名な実践家である先生が原稿を書いていた。
その先生は、「運命・第九」で5パターンの授業案を紹介。鑑賞だけでなく、表現領域や伝統音楽、道徳的内容も取り入れている。これを読んで、「あっ!」と思った。

「鑑賞の授業だけ提案しても…?」

例えば、「表現と鑑賞の一体化」や「伝統音楽とのかかわり」などを含めた「題材」を作れるようにならなきゃ、今後は厳しいのではないか、ということに気付かされたのである。

そこで、あわてて第4章を付け足した。
幸い、アイディアが浮かんだもので…。
つまり、
・表現領域と鑑賞領域の学習プロセスが共通している面があることに着目し、
・「対話型音楽鑑賞授業モデル」を活用して題材を作るモデルを作成し、
・以前自分が取り組んだ実践研究(鑑賞と創作と音環境への理解を合わせた題材づくり)を、修正・改善して具体的な題材を提案する
という内容を、短期間で書いた。これが苦しかった。もちろん、内容は拙いのだが…。

教育音楽に原稿を書いたU先生、ありがとうございました。先生からこれからもずっと学んでいきたいです。

2010年1月13日水曜日

提出しました

読んでも読んでも間違いは見つかるし、書き直したいところはあるし…。

とりあえず、けりをつけました。

これから査読していただいて、口頭試問になります。
昨年の先輩が口頭試問後に付箋だらけになった論文を持って帰ってきたことが印象に残っているので…それを手直しして、ようやく完成、といったところでしょうか。

今は研究について忘れたい…でも気になることも少々。
そんなメモを今後書いていけたらと思っています。

2010年1月1日金曜日

あけましておめでとうございます

このブログもちょうど1周年になりました。

現在、修士論文の仕上げ真っ最中。

だいたい出来上がって読み返していると、いろいろ物足りないことがでてきて…。

1月12日に提出、その後手直しをし、1月中に口頭試問。2月中旬に発表会。

論文の振り返りを含め、そこに書けなかったこと、今後の課題や展望などを、提出後から書いていく予定です。

今後ともよろしくお願いいたします。